研究課題/領域番号 |
26289195
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
曽田 五月也 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70134351)
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研究分担者 |
宮津 裕次 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (70547091)
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研究協力者 |
渡井 一樹 早稲田大学, 理工学術院, 助手 (30778189)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
8,190千円 (直接経費: 6,300千円、間接経費: 1,890千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 流体慣性ダンパ / 油圧式リンク機構 / 負剛性 / 変形分布制御 / 単体加力試験 / 性能高度化 / 振動台試験 / 薄板軽量形鋼造 / リンク式慣性質量ダンパ / 振動台実験 / 滑り基礎構造 / 最大変形の低減 / 最大加速度の低減 / 流体慣性力 / 制振構造 / リンク式流体慣性ダンパ / 粘性減衰力 / 慣性力 / パッシブ制振 / 流体密度 / オイルダンパ / 変形集中防止 / パッシブマスドライバー |
研究成果の概要 |
本研究は低層の軽量構造物の耐震安全性を向上させるための制振構造システムを提案し、その有効性・実用性を明らかにすることが目的である。提案するデバイスは負剛性を発現する流体慣性ダンパに油圧式リンク機構による変形分布制御機構を持たせたものであり、負剛性により変形低減効果と加速度低減効果のトレードオフの関係を緩和することで高い制振効果を得られることが特徴である。また、上記の制振効果を高めるために試作したデバイスの単体加力試験を繰り返し行い、その性能の高度化と機構の設計手法の整備を行った。最後に、小型および大型構造の振動台実験により提案する構造システムが意図通りの制振効果を発揮することを明らかにした。
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