研究課題/領域番号 |
26289221
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 金沢大学 (2015-2018) 京都大学 (2014) |
研究代表者 |
谷川 竜一 金沢大学, 新学術創成研究機構, 助教 (10396913)
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研究分担者 |
川喜田 敦子 中央大学, 文学部, 教授 (80396837)
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研究協力者 |
冨田 英夫
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
12,090千円 (直接経費: 9,300千円、間接経費: 2,790千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 北朝鮮 / 植民地 / 社会主義 / 冷戦 / 近代化 / 社会主義建築 / 都市復興 / 水力発電 / 日本植民地 / 都市基盤 / 戦災復興 / 植民地建築 / 近代建築 |
研究成果の概要 |
本研究では、学術的空白となっていた朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮)の建築・都市史に対して、そのアウトラインを解明・構築することができた。特に、建築・都市・土木の包括的観点からアプローチできた上、国際的かつ学際融合的観点から独創的な研究を進めることができた。その結果、建築や都市のみならず北朝鮮社会の多角的理解に向けた学術的基盤を作ることができた。4年間で30件以上の学術論文、研究発表を日本語・英語・コリア語で行ったことが具体的な成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
北朝鮮の都市・建築についてはほとんど知られていなかったなかで、本研究では基礎的な資料を集め、学術的な分析を行なった。それによって、学術的な空白を埋めることができた。また、研究開始からの4年間の間に、東アジア情勢は大きく変化しており、北朝鮮に関する研究も国際的な関心が急激に高まった。そのなかで、本研究は建築・都市研究のみならず、地域研究や経済史、国際政治史などと連携し、東アジアの冷戦史と連結する国際的学際融合研究へと発展させることができた。
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