研究課題/領域番号 |
26289226
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性・材料
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大森 俊洋 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60451530)
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研究分担者 |
貝沼 亮介 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20202004)
大沼 郁雄 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20250714)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | 結晶粒成長 / 異常粒成長 / 形状記憶合金 / 超弾性 / 相変態 |
研究成果の概要 |
Cu-Al-Mn及びFe-Mn-Al-Ni合金において,α→α+β→β相変態を伴う温度域をサイクル熱処理することにより生じる異常粒成長現象について研究を行った.単相から冷却すると,第二相の析出に伴って亜結晶粒が形成されることがわかった.加熱後の単相においても,微細な亜結晶粒組織が残存し,さらに高温まで加熱することで異常粒成長が起こることがわかった.また,移動した粒界の後には亜結晶フリーゾーンとなっていることもわかった.以上より,亜結晶粒界における粒界エネルギーを粒成長の駆動力として考慮することで,本異常粒成長現象をよく説明することができた.
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