研究課題/領域番号 |
26289242
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
大瀧 倫卓 九州大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (50223847)
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研究分担者 |
渡邊 厚介 九州大学, エネルギー基盤技術国際教育研究センター, 助教 (40617007)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 9,100千円 (直接経費: 7,000千円、間接経費: 2,100千円)
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キーワード | ナノ微細構造 / ヘテロ界面 / 酸化亜鉛 / 酸化物熱電変換材料 / 共ドープ / フォノン散乱 / 熱伝導率 / ナノ粒子 / 複合ドープ / 微細構造 / 熱電変換材料 / 第二相 / 細孔 / 機能性セラミックス材料 / ナノ構造制御 / 粒界制御 / 複合構造 / 異方性 / 熱サイクル |
研究成果の概要 |
バルクn型酸化物熱電材料として現時点で最も有望なZnOをバルク母相として、多元素複合ドープによるナノサイズ第二相の析出、形態を制御した金属ナノ粒子の分散などの方法で様々なナノへテロ界面を導入した。複合させるドーパントの種類によって全く異なるナノへテロ構造が得られ、その電子・フォノン散乱機構も大きく異なること、従って、ドーパントの組み合わせによって複数のフォノン散乱機構を増強できる可能性を示した。また、金属ナノ粒子のバルク内分散によってもフォノンの選択散乱増強の可能性が示唆され、ナノへテロ構造の導入による酸化物熱電変換材料の性能向上へ向けた新たな指針が得られた。
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