研究課題/領域番号 |
26289261
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
高田 潤 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (60093259)
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研究分担者 |
藤井 達生 岡山大学, 自然科学研究科, 教授 (10222259)
宮田 直幸 秋田県立大学, 生物資源科学部, 教授 (20285191)
草野 圭弘 倉敷芸術科学大学, 芸術学部, 教授 (40279039)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 微生物由来酸化鉄 / 硫酸酸性環境 / シュベルマナイト / ゲータイト / 単離菌 / pHの影響 / 鉱山廃水 / ナノ構造 / ゲーサイト / メスバウアー分析 / 相の形成速度 / バイオミネラリゼーション / 酸化鉄 / ナノ材料 / 水質汚濁浄化 / 強酸性環境 |
研究成果の概要 |
特異な鉄酸化細菌を利用して行う新しい廃水処理方法の開発とその処理により形成する酸化鉄の機能開拓を目指して研究を展開した。得られた主な結果は次の通りである。(1)好酸性鉄酸化細菌単離菌”E10”を合成培地で培養し、種々の培養条件(pHと温度)で形成する酸化鉄(S相とG相)の種類とその量比、さらにそれらの酸化鉄、特にS相の特徴を明らかにした。(2)好酸性鉄酸化細菌単離菌” E10”を用いることにより、合成培地と同様に実鉱山坑廃水からFe2+イオンを効果的に除去できることを示した。(3)形成するオキシ酸化鉄は優れた重金属吸着機能(As(Ⅴ), Se(Ⅵ), Mo(Ⅵ))を持つことを明らかにした。
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