研究課題/領域番号 |
26289278
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
北村 信也 東北大学, 多元物質科学研究所, 教授 (80400422)
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研究分担者 |
金 宣中 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (40724430)
高 旭 東北大学, 多元物質科学研究所, 教育研究支援者 (80707670)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
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キーワード | 製鋼スラグ / マンガン / リン / 硫化 / 浸出 / 金属生産工学 / 廃棄物資源化 / 反応・分離工学 / 燐 / 抽出 / フェロアロイ / 廃棄物再資源化 |
研究成果の概要 |
製鋼スラグにはマンガンやクロムが含まれ、これを還元すれば鉄基合金が製造できる。しかし、リンも還元されるためその価値は低い。本研究では、マンガン、クロムをリンと分離して、それぞれ鉄基合金として分離回収するプロセスの開発を目的とした。その要素技術は、①製鋼スラグの硫化処理による燐とマンガンの分離、②浸出処理によるスラグ中水溶性燐酸濃縮相の選択溶解である。①については基礎実験と反応モデルにより、多段硫化プロセスを提案したがマンガン歩留は45%、マンガンと鉄の比は0.46に留まった。②については、酸化、徐冷したスラグをクエン酸で浸出した結果、マトリックスを溶出させず、99%のリンを選択溶出できた。
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