研究課題/領域番号 |
26289282
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
竹中 俊英 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (60197324)
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研究分担者 |
森重 大樹 関西大学, 化学生命工学部, 助教 (30530076)
西本 明生 関西大学, 化学生命工学部, 教授 (70330173)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 10,140千円 (直接経費: 7,800千円、間接経費: 2,340千円)
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キーワード | 金属生産工学 / 溶融塩電解 / 不溶性陽極 / SiC / MoSi2 / 黒鉛 / 溶融塩化物 / マグネシウム / 反応・分離工学 / 炭化ケイ素 / ケイ化モリブデン / リチウム / レアメタル / MoSI2 |
研究成果の概要 |
溶融塩化物を用いたMgやLi電解製造法の改善のため,不純物量の酸化物イオンが存在する溶融塩化物中で使用可能な不溶性陽極の開発を目指した.炭素材料やニッケルフェライトでは,これらの溶出を完全に抑制することは非常に困難であった.Mo-Ti合金やMo-Ti-Ru合金では期待したTiO2被膜の生成は起こらず,多少溶出の抑制が起こったにとどまった.SiCやMoSi2を陽極とした場合,酸化物イオンの存在によって大きく陽極挙動が変化し,表面にSiO2被膜が生成した.Cl2発生環境下でもSiO2被膜は安定であり,これら材料の溶出はかなり抑制され,不溶性陽極として有望であることがわかった.
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