研究課題/領域番号 |
26289301
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大山 茂生 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50572939)
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研究分担者 |
阪東 恭子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 化学プロセス研究部門, 主任研究員 (50357828)
高垣 敦 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30456157)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 水素化脱酸素 / バイオマス / 遷移金属リン化物触媒 / バイオオイル / 反応機構 / 環状エステル / in situ XAFS / 触媒・化学プロセス / リン化物触媒 / XAFS / リン化物 |
研究成果の概要 |
バイオマスの熱分解は石油由来燃料を代替するものとして大きなポテンシャルを有しているが、熱分解油は発熱量が低く、熱的・化学的に不安定であることから、固体触媒による改質が必要である。 0.5MPaにてガンマバレロラクトンの水素化脱酸素を種々のMCM-41担持金属リン化物触媒を用いて行った。触媒活性の序列は、Ni2P > CoP > MoP > WPとなった。全ての触媒においてGVLの開環反応がまず進行し、ペンタン酸が得られた。その後水素化によりペンタナールが生成した。Ni2PおよびCoP上では脱炭酸がおこり、一酸化炭素とともにC4飽和炭化水素が選択的に得られることがわかった。
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