研究課題/領域番号 |
26289321
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
航空宇宙工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
鈴木 真二 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (30196828)
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研究分担者 |
土屋 武司 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (50358462)
佐藤 昌之 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, 航空技術部門, 主任研究開発員 (90358648)
増位 和也 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, その他部局等, 研究員 (50358652)
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研究協力者 |
上村 常治
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
14,300千円 (直接経費: 11,000千円、間接経費: 3,300千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2014年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 航空宇宙工学 / 耐故障飛行制御 / 最適制御 / 安全 / 航空工学 / 飛行制御 / 制御工学 / 飛行実験 / 誘導・航法・制御 |
研究成果の概要 |
飛行中の故障時に、適応的に制御則を調整することで、故障後も安定した飛行を実現する耐故障飛行制御システムを開発し、実験用航空機を用いた飛行試験を実施し、補助翼や昇降舵の効きの低下、飛行中の重心移動による安定性の低下を補償できることを確認した。その後、安定化された機体をパイロットが実際に操縦可能かどうかを評価するために、フライトシミュレータにより故障後のパイロットワークロードを計測し、耐故障飛行制御システムが故障時にパイロットの操縦を容易にすることを確認した。さらに、故障後にパイロットの飛行を支援するために、飛行経路を実時間で最適に生成する実時間最適飛行経路生成システムを開発し有効性を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
飛行中の故障時に、適応的に制御則を調整することで、故障後も安定した飛行を実現する耐故障飛行制御システムを開発し、実験用航空機を用いた飛行試験を実施し、飛行中の故障による安定性の低下を維持できることを確認した。また、安定化された機体をパイロットが実際に操縦できることをフライトシミュレータにより評価し、耐故障飛行制御システムが故障時にパイロットの操縦を容易にすることを確認した。さらに、飛行経路を実時間で最適に生成する実時間最適飛行経路生成システムを開発し、故障後のパイロットの作業を軽減できることを示した。
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