研究課題/領域番号 |
26289346
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
坂口 清敏 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (50261590)
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研究分担者 |
渡邉 則昭 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (60466539)
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研究協力者 |
横山 幸也 応用地質(株)
林 為人 JAMSTEC
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
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キーワード | 地圧測定 / 地震 / 東北太平洋沖地震 / 絶対地圧 / 地殻応力 / 地震予知 |
研究成果の概要 |
東北地方太平洋沖地震(以下東北地震)前後の応力場の経年履歴を明らかにするために,岩手県釜石鉱山において地圧測定を行った。その結果,東北地震前に比較して,1年後は主応力値が2倍~4倍,鉛直応力は被り圧の約2.5倍と大きくなっていたのに対し,2年後のそれは,東北地震前に比べると依然として大きいものの,1年後との比較では小さくなっていた。また,鉛直応力は被り圧程度になっていた。さらに3年後の測定では,全ての主応力が東北地震前のレベルに戻り,鉛直応力も被り圧相当となっていた。5年後には再び増加していた。これらの現象は,東北地震後の釜石沖の地震の発生メカニズムと関係していることが示唆された。
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