研究課題/領域番号 |
26289349
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 一般財団法人総合科学研究機構(総合科学研究センター(総合科学研究室)及び中性子科学センター(研究開発 |
研究代表者 |
阿部 淳 一般財団法人総合科学研究機構(総合科学研究センター(総合科学研究室)及び中性子科学センター(研究開発, 中性子科学センター, 研究員 (70513604)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
10,790千円 (直接経費: 8,300千円、間接経費: 2,490千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 地殻工学 / 中性子回折 / 封圧三軸圧縮試験 / 一軸圧縮試験 / 岩石供試体 / AE信号測定 / 三軸圧縮試験 / 地盤工学 / ひずみ測定 |
研究成果の概要 |
放射性廃棄物の地層処分のような地下環境空間を工学的に利用するためには、地下岩盤を形成する岩石材料の力学的特性を理解する必要がある。そこで、岩石材料の一軸圧縮試験を行いながら、中性子回折法を用いたひずみ計測を行い、岩石材料にひずみが蓄積するメカニズムを解析した。さらには、地下環境におけるより複雑な応力状態を模擬しながら、中性子回折法を用いた測定が行えるように、中性子実験用封圧三軸圧縮装置を設計、製作した。 新たに製作した中性子実験用封圧三軸圧縮装置のコミッショニングを行い、封圧三軸圧縮下における岩石材料のひずみ解析が中性子回折法を用いて行えるようになった。ひずみ蓄積メカニズムを解析中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地下環境の複雑な応力状態における岩石材料の力学的特性を理解するために、中性子実験用封圧三軸圧縮装置を開発した。岩石材料の封圧三軸圧縮試験をしながら中性子回折法を用いたひずみ測定を行うのは世界で初めての試みである。本実験システムを用いる事により、封圧三軸圧縮下における岩石材料の新たなひずみに関する知見が得られるようになると考えられる。
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