研究課題
基盤研究(B)
国際核融合実験炉ITERでは第一壁やリミタ材料としてBeを、ダイバータ材料としてWを用いる。その準備のため、欧州の核融合プラズマ装置JETでBeとWを壁材とするITER-Like Wall実験が実施されているが、トリチウム(T)蓄積量は調べられていなかった。そこで我が国で開発されたT計測法を用い、同実験で使用されたW被覆ダイーバータタイルおよびBeタイル表面のT分布を測定した。Tの蓄積機構としてBe等との共堆積ならびに材料バルク中への打ち込みがあった。堆積層中のT濃度は以前の炭素時代と比べ低く、タイル側面への堆積層形成も低減されていた。これらの効果による真空容器中のT蓄積量の減少が期待された。
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すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 3件、 査読あり 4件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 9件) 備考 (2件)
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http://www.hrc.u-toyama.ac.jp/jp/