研究課題/領域番号 |
26289364
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 近畿大学 (2016-2017) 九州大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
大塚 哲平 近畿大学, 理工学部, 准教授 (80315118)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | トリチウム / 透過 / 腐食 / 純鉄 / 圧縮応力 / 金属物性 / 廃棄物処理 / 酸化物分散強化型ステンレス鋼 / 還元 / トリチウム工学 / 環境材料 / 環境技術 / 物質輸送 / 水素 / 鉄 / ニッケル / ショットピーニング / 拡散 |
研究成果の概要 |
本研究では水/金属および金属/水界面におけるトリチウム透過輸送モデルとして、(1) 水中トリチウムの金属への侵入、(2) 金属中トリチウムの水中への放出、(3) (1)および(2)に及ぼす応力負荷の影響を提案することができた。 水中における金属の腐食によって発生した水素ガスに含まれるトリチウムのごく一部が金属の格子間に溶解(侵入)する。金属表面のフガシティ、金属中の水素拡散係数によってトリチウム透過速度が定まることが示唆された。金属を透過してきた原子状トリチウムは再結合して水分子状として放出されることがわかった。また、金属のトリチウム透過挙動に及ぼす応力負荷の影響は小さいことがわかった。
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