配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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研究成果の概要 |
ステンレス製円筒管の中心に,波長172nmのエキシマランプを配置した光反応管に模擬排ガスを流し,室温,無触媒かつ還元剤なしで脱硝挙動を調べた。脱硝率は,NO初期濃度,ガス滞留時間(SV)で大きく変化した。排ガス中水分濃度,酸素濃度もNO除去率に影響するが,実燃焼排ガス組成の範囲では大きな変化はなかった。共存ガスCO2, CO, SO2の影響はなかった。また温度の影響は見られなかった。 光反応脱硝メカニズムの解明研究を行ない,素反応レベルで反応経路を明らかにした。ガス滞留時間が長いほど,NOはN2まで還元されることがわかった。脱硝反応における中間生成物はHNO3とNO2であった。
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