研究課題/領域番号 |
26290043
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 北里大学 (2015-2017) 独立行政法人国立がん研究センター (2014) |
研究代表者 |
堺 隆一 北里大学, 医学部, 教授 (40215603)
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研究分担者 |
白木原 琢哉 北里大学, 医学部, 助教 (30548756)
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研究協力者 |
山口 英樹 公立財団法人佐々木研究所, 腫瘍細胞研究部, 部長
富山 新太 防衛医科大学校, 脳神経外科, 講師
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,770千円 (直接経費: 12,900千円、間接経費: 3,870千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | 神経芽腫 / SHP2 / ALK / チロシンキナーゼ / チロシンリン酸化 / Flotillin / Shp2 / 癌 / 細胞・組織 / 分子標的治療薬 / 薬剤感受性 / ALK / SHP2 / Flotillin-1 |
研究成果の概要 |
神経芽腫細胞においてALKとチロシンホスファターゼSHP2がALKのチロシンキナーゼ活性依存性に結合し、クリゾチニブのようなALK阻害剤はSHP2の540番と580番のチロシン残基でのリン酸化を抑制することを示した。ドッキング分子ShcCのノックダウンによりALKとShcCの結合が抑制されたことから、両者の結合がShcCを介していることが示唆された。Shp2ホスファターゼの阻害剤PHPS1の処理により、NB39-nu細胞のERK1/2の活性や、増殖能・運動能が低下した。以上の事よりSHP2とALKの相互作用が神経芽腫の進展に重要な役割を果たしていることが示唆された。
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