研究課題
基盤研究(B)
各種がん細胞(肺がん、乳がん、膵がん、前立腺がん)に対しX線、炭素イオン線、陽子線を段階的に照射し、がん転移に関わる細胞遊走能、浸潤能を比較検討した結果、低線量X線照射により、遊走・浸潤能が亢進した。一方、炭素イオン線照射された細胞は、線量依存的にこれらの能力が抑制された。陽子線は、低線量照射により、遊走・浸潤能共に亢進し、高線量照射により抑制されることが示された。分子生物学的な解析の結果、炭素イオン線照射では核膜タンパク質SUNの遺伝子発現が抑制されていたことに対し、X線照射では、SUNの発現が有意に亢進している結果を得た。本研究により、粒子線にがん転移抑制効果がある可能性が示された。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (20件) (うち国際共著 3件、 査読あり 20件、 謝辞記載あり 10件、 オープンアクセス 13件) 学会発表 (18件) (うち国際学会 13件、 招待講演 2件)
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