研究課題
基盤研究(B)
正確な遺伝子発現は生命現象の根幹であり、その破綻や異常は様々な疾患の原因となる。本研究課題では、最も初期のタンパク質品質管理機構である異常mRNA由来の遺伝子産物の分解機構(NMPD)を解析した。その結果、Hsp70のADP/ATPの交換因子であるSse1がUpf1による短鎖型異常タンパク質の分解促進に必要であり、Sse1とHsp70との相互作用がNMPDに必須であることを見出した。本研究により、ナンセンス変異を持った異常mRNA由来の短鎖型タンパク質分解であるNMPDの分子機構の理解が進んだ。
すべて 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 1件、 招待講演 6件) 備考 (1件)
Journal of Biological Chemistry
巻: 290 号: 26 ページ: 16021-16030
10.1074/jbc.m114.634592
http://www.pharm.tohoku.ac.jp/~idenshi/inada_lab_HP/Home.html