研究課題
基盤研究(B)
陸上植物進化における長日および光質依存的な相転換制御機構の成立について分子系統学解析と分子遺伝学的解析により明らかにした。遺伝子の分布から概日時計の獲得は車軸藻類まで遡れることが示された。苔類ゼニゴケを用いた機能解析によって、概日時計を介して遺伝子発現が概日リズムを刻むこと、その下流にGI-FKFからなるタンパク質複合体が存在し配偶体世代における成長相転換を制御すること、1分子ずつ存在する赤色光受容体フィトクロムと相互作用因子PIFを介して多様な赤色光応答を制御することを明らかにした。これは、成長相転換制御の基本的機構が植物陸上進出の段階ですでに成立していたことを意味する。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 5件、 招待講演 4件) 備考 (2件)
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