研究課題
基盤研究(B)
多細胞生物の器官が継続的に成長し形態形成を進めるためには、細胞の増殖と分化、成熟のバランスが協調的に制御される必要がある。細胞増殖期から分化、成熟期への移行には転写制御因子による大規模な遺伝子発現変動が関与する可能性が示唆されているがその制御機構の解明は遅れている。我々はシロイヌナズナの新規変異体スクリーニングからこれらの移行過程を制御する転写因子候補を多数同定しており、本研究では植物の細胞増殖と分化、成熟のバランスを調節する新規転写制御ネットワークを解明することを目的とした。特にDOF転写因子をコードするOBP4の下流標的遺伝子を同定しOBP4が根毛の細胞伸長を負に制御するしくみを解明した。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち国際共著 6件、 査読あり 12件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 5件、 招待講演 1件) 備考 (3件)
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