研究課題/領域番号 |
26291070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
小柳 光正 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 准教授 (30379276)
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連携研究者 |
寺北 明久 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (30212062)
蟻川 謙太郎 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 教授 (20167232)
永田 崇 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 特任講師 (90589962)
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研究協力者 |
谷本 佳津
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 光生物学 / 紫外光 / 分子進化 / 感覚 / ロドプシン / GPCR / 生理学 |
研究成果の概要 |
私たちは、動物の視覚と視覚以外の光感覚(非視覚)におけるUV光受容の意義や多様性を理解する目的で、ハエトリグモに着目した光感覚の分子基盤に関する研究を行った。複数種のハエトリグモおよびその外群となるクモ類の光受容タンパク質について分光学的・生化学的手法を用いて解析した結果、クモの光受容タンパク質の波長感受性の変遷とハエトリグモ特有のピンぼけを用いた奥行き知覚メカニズムの進化との関係が明らかとなった。また、ハエトリグモの非視覚に関わる光受容タンパク質が、光によって不活性化するという、一般的な光受容タンパク質とは逆の活性化様式を示すことを初めて明らかにした。
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