研究課題/領域番号 |
26291091
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
宮竹 貴久 岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (80332790)
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研究分担者 |
佐々木 謙 玉川大学, 農学部, 教授 (40387353)
藤澤 隆介 八戸工業大学, 工学部, 講師 (40550554)
永谷 直久 京都産業大学, コンピュータ理工学部, 助教 (10636418)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | 活動性 / 生理活性物質 / 選択実験 / 適応度 / コクヌストモドキ / 交尾成功 / 捕食回避 / 生体アミン / ドーパミン / 選抜実験 / 繁殖 / 形態変化 / 生態学 / 行動 / 昆虫 / 行動学 |
研究成果の概要 |
コクヌストモドキの「動き」についてカラートラッカーを利用して計測し、遺伝的によく歩く系統と歩かない系統を選抜した。その結果、歩かない系統は歩く系統に比べて天敵であるコメグラサシガメに捕食されにくい反面、オスにおいては有意に多くのメスとの出会いがあり、交尾に成功しやすいことが分かった。さらに歩かない系統はオスでのみ有意に脚(前・中・後とも)が長くなり、系統間の違いには性選択が関与した可能性が高かった。歩かない系統は交尾前の性選択では不利であったが、交尾後の性選択(つまり精子間競争)では歩く系統に比べて有利であった。両系統は外部生殖器の形態にも差が認められたことから生殖隔離への関与も示唆された。
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