研究課題/領域番号 |
26291098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用人類学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
勝浦 哲夫 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (00038986)
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研究分担者 |
下村 義弘 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60323432)
李 スミン 千葉大学, 環境健康フィールド科学センター, 助教 (90600429)
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研究協力者 |
戴 倩頴 千葉大学, 大学院工学研究科, 特任研究員
川崎 萌子 千葉大学, 大学院工学研究科, 大学院生
内海 里咲 千葉大学, 工学部, 学部生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | 生理人類学 / 単波長パルス光 / 非視覚作用 / 網膜電図 / 視覚誘発電位 / 内因性網膜神経節細胞 / 錐体 / 内因性光感受性網膜神経節細胞 |
研究成果の概要 |
色覚正常な成人40名を対象にして,青色,緑色,赤色などの単波長パルス光を単独,2色同時照射したときの網膜電図,視覚誘発電位,瞳孔径等の生理反応測定,および主観評価を行った。その結果,青色パルス光によって生ずる縮瞳などの非視覚作用が緑色パルス光の同時照射によって抑制される,いわゆる劣加法性が確認できた。視覚誘発電位には劣加法性は認められないこと,錐体の反応を示す網膜電図a波には劣加法性が見られず,双極細胞などの働きを反映するb/|a|に劣加法性が示されたことから,錐体からの信号が双極細胞からipRGCに伝達される間に劣加法的反応が生じている可能性が示唆された。
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