研究課題/領域番号 |
26292012
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
作物生産科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
山内 章 名古屋大学, 生命農学研究科, 教授 (30230303)
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研究分担者 |
犬飼 義明 名古屋大学, 農学国際教育協力研究センター, 准教授 (20377790)
三屋 史朗 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (70432250)
仲田 麻奈 名古屋大学, 高等研究院(農), 特任助教 (70623958)
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研究協力者 |
株木 拓也
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2016年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
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キーワード | 異形根性 / 水通導性 / 通気組織 / QTL解析 |
研究成果の概要 |
本研究では、根系を、種類と齢が異なる個根によって形成される不均一な組織体として捉えることで、水吸収輸送構造の詳細な解明を目指した。主に水耕栽培したイネ幼植物を実験に用いた。吸水機能の評価軸として、根系の吸水速度を規定する、根表面積および単位根表面積当たりの水通導性を用い、それらの形質に対する主軸根と異形側根の貢献差およびその解剖学的要因を調べた。さらに、根系の大部分を構成する異形側根の発達位置・時期と吸水速度を評価した。 本研究は、イネの吸水機構の重要な知見として、主軸根と異形側根間に機能的役割分担が存在すること、水輸送に有利な側根発育様式が備わっていることを示した。
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