研究課題/領域番号 |
26292024
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
竹本 大吾 名古屋大学, 生命農学研究科, 准教授 (30456587)
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研究分担者 |
近藤 竜彦 名古屋大学, 生命農学研究科, 講師 (30362289)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
13,130千円 (直接経費: 10,100千円、間接経費: 3,030千円)
2016年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2014年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | 病害抵抗性 / ジャガイモ疫病菌 / ナス科植物 / 分泌ペプチド / ベンサミアナ / 分泌タンパク質 / ベンサミアナタバコ / 病害抵抗性機構 / 植物病理学 / 病害抵抗性誘導 |
研究成果の概要 |
本研究では、ナス科のモデル植物であるベンサミアナを用いて、ジャガイモ疫病菌抵抗性に関与する植物の抵抗性機構に関与する遺伝子群の探索を行った。その結果、これまでに機能解析例のないナス科特異的な低分子量の分泌タンパク質SAR8.2mが抵抗性に必須であることが示された。SAR8.2mサイレンシング株にジャガイモ疫病菌を接種すると、病原菌の感染が植物体全身に蔓延してしまう極めて重篤な病徴が認められる一方で、他の病原菌に対する抵抗性に影響は認められなかった。解析の結果、SAR8.2には植物の抵抗性を誘導する活性があること、ジャガイモ疫病菌感染時に病原菌の感染行動を抑制する活性があることが示唆された。
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