研究課題
基盤研究(B)
ペレニアルライグラスいもち病菌のコムギに対する非病原力遺伝子PWT3、エンバクいもち病菌のコムギに対する非病原力遺伝子PWT3, PWT4を破壊したところ、破壊株は全コムギ品種に対する病原性を獲得した。このことから、非病原力遺伝子の機能喪失により、コムギいもち病菌が進化しうることが示唆された。現存のコムギ菌のPWT3にどのような変異が入っているかを調べたところ、トランスポゾンの挿入や塩基置換が認められた。一方、シコクビエ菌のコムギに対する非病原性の遺伝解析を行ったところ、5つの非病原力遺伝子が関与していることが判明した。そのうちのひとつをクローニングし、PWT6と命名した。
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