研究課題/領域番号 |
26292029
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
植物保護科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
刑部 正博 京都大学, 農学研究科, 准教授 (50346037)
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研究分担者 |
菅原 達也 京都大学, 農学研究科, 教授 (70378818)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 紫外線適応 / 物理的防除 / 光回復 / Tetranychus urticae / Neoseiulus californicus / 生物的防除 / ハダニ / カブリダニ / カロテノイド合成酵素 / 紫外線耐性 / 抗酸化物質 / 生体保護機構 / 昆虫 / 生理学 / 園芸学 / UVB / 光修復 / カロテノイド / 環境適応 / 植物保護 / 環境ストレス / 紫外線利用 / ダニ管理 / UV損傷 / 酸化ストレス / ミカンハダニ / ナミハダニ / アスタキサンチン / アルビノ |
研究成果の概要 |
施設栽培におけるUVBを利用した新しいハダニ管理技術への反映を目的として、ダニ類の①UV損傷の発症に関する分子メカニズムと②抗酸化物質による生体保護機能について検証した。①ではDNA損傷と死亡または光回復との相関を立証した。幼虫期にUVBに暴露された個体は静止期に特異的に死亡し、その原因として形態形成遺伝子の損傷が示唆された。また、気温の低下によるハダニ防除効果の増大が明らかになった。②ではハダニが持つカロテノイド類の同定と共にUVBや高温による過酸化脂質生成の抑制などの保護効果が明らかになった。さらに、カブリダニが花粉食を通じて抗酸化物質による保護効果を獲得していることが分かった。
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