研究課題
基盤研究(B)
ジャスモン酸類縁体Prohydrojasmon (PDJ)を用いたリママメ防衛誘導研究では、ナミハダニのパフォーマンスの低下を実験室内で実証した。また、露地でPDJを露地ダイコンに処理し、その後の害虫の発生を調査した結果、アブラムシ類の発生を顕著に抑制した。防衛誘導物質の組み合わせ実験では、PDJ処理イネでのみ、顕著な根のバイオマスの減少が認められた。植物揮発性エリシターによる実験では、生育初期のダイズ株にセイタカアワダチソウの匂いを暴露すると、その後の株の防衛能力が向上すること、次世代種子のイソフラボン量が増加することを解明した。セイタカアワダチソウの匂いは、稲に対しても生育に影響を与えた。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (4件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Scientific Reports
巻: 7 号: 1 ページ: 41508-41508
10.1038/srep41508
120005954474
Journal of Integrative Plant Biology
巻: 58 号: 4 ページ: 343-349
10.1111/jipb.12447
Journal of Plant Interactions
巻: 9 号: 1 ページ: 69-73
10.1080/17429145.2012.763146
http://www.ecology.kyoto-u.ac.jp/~junji/index.htm