研究課題/領域番号 |
26292039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
井沢 真吾 京都工芸繊維大学, 応用生物学系, 准教授 (10273517)
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研究分担者 |
杉山 峰崇 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80379130)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2016年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | BTN2 / BDH2 / ADH7 / VFH1 / vanillin / ethanol stress / translation repression / yeast / mRNA flux / 酵母 / バニリン / フルフラール / バイオエタノール / エタノールストレス / 翻訳抑制 / アルコール発酵 / リグノセルロース系バイオマス / リグノセルロース / バイオマス |
研究成果の概要 |
ある種のストレス下では翻訳が抑制され、特定のmRNAが優先的に翻訳されることが近年明らかになってきた。本研究ではストレス下の酵母細胞で選択的・優先的に翻訳される遺伝子の同定に取り組み、高濃度エタノールによって引き起こされる翻訳抑制下ではBTN2 mRNAが、バニリンなどのバイオマス由来発酵阻害物質に起因する翻訳抑制下ではADH7やBDH2、VFH1の mRNAが優先的に翻訳されることを明らかにした。また、これらの遺伝子のプロモーター領域を用いることで、他の遺伝子の優先的な発現も可能になることが確認され、これらのプロモーターが酵母のストレス耐性や発酵効率の改善に役立つことを見出した。
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