研究課題/領域番号 |
26292092
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
安江 恒 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (00324236)
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研究分担者 |
桃井 尊央 東京農業大学, 地域環境科学部, 助教 (00445694)
小林 元 信州大学, 学術研究院農学系, 准教授 (40325494)
斎藤 琢 岐阜大学, 流域圏科学研究センター, 助教 (50420352)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2014年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 気候変動 / 年輪年代学 / スギ・ヒノキ / フラックス / 温暖化 / 光合成 / フェノロジー / 同位体ラベリング / スギ / ヒノキ / ラベリング |
研究成果の概要 |
気候変動に伴うスギ,ヒノキの肥大成長変動のメカニズム解明と定量的予測のため,第一に,光合成特性と肥大成長の季節変動観測を行い,月別の光合成モデルを作成した。第二に,同位体トレーシング技術を用いて,光合成生産物が利用されるまでの時間を季節ごとに明らかにした。第三に,フラックスデータ観測に基づいて炭素収支モデルを改良し気候変動に伴う総一次生産量(GPP)を算出した。冬から春にかけての気温が強く影響していることが示され,年輪気候学的手法を用いて予測される肥大成長量と整合的であった。得られた光合成特性と光合成生産物の転流先の季節変動を炭素収支モデルに組み込むことにより肥大成長の将来予測が期待できる。
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