研究課題/領域番号 |
26292109
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
井尻 成保 北海道大学, 水産科学研究院, 准教授 (90425421)
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研究分担者 |
小林 亨 静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (30221972)
足立 伸次 北海道大学, 水産科学研究院, 教授 (40231930)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2017年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
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キーワード | ティラピア / 性分化 / 性統御 / アロマターゼ / 濾胞刺激ホルモン / gsdf |
研究成果の概要 |
まず、雄選抜に実用的に利用できるDNAマーカーを開発した。よって、超雄偽雌(YY雌)作製が可能となり、商業的に利用できる安定的超雄(YY雄)大量生産技術を確立した。卵巣分化では、fshシグナルの関与は限定的であり、転写因子foxl2→アロマターゼ発現→雌性ホルモン産生の直線的シグナルによって開始されることが示唆された。精巣分化では、精巣誘導因子gsdfは転写因子dmrt1の下流因子ではなく、それぞれがパラレルに発現することで精巣分化が開始されることを示唆した。gsdfがエストロゲン産生系に影響を与えないことから、性決定因子が雌性ホルモン産生を抑制することで精巣分化が誘導されることが示唆された。
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