研究課題
基盤研究(B)
人工マクロポアという疑似間隙構造を土壌内に作るとき,充填物に縦方向に長い繊維を使い,充填率30%であったときに最も効果的に下方浸透を促すことができた.土壌カラム実験では,土壌水分と有機物量に逆相関がみられ,栄養塩をよりも水分が有機物分解に影響すること,また,土壌下方にある有機物は酸素が遮断され,かつ水分が減ると上方移動が不能になるため分解を免れる傾向にあり,根や浸透有機物の分解が逆に促進されることはなかった.亜熱帯土壌では畑圃場で地表流の発生が抑制され,結果的に農地土壌の流亡が抑制されることがわかった.このため,分解が優勢な高温化でも有機物については保全傾向が見られた.
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 9件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (28件) (うち国際学会 10件、 招待講演 1件) 備考 (1件)
Applied Soil Ecology
巻: 109 ページ: 1-6
Soil Science
巻: 181 ページ: 68-74
Biology and Fertility of Soils
巻: 52 ページ: 307-322
Geoderma
巻: 279 ページ: 45-52
Journal of Plant Interactions
巻: 10 ページ: 65-74
Journal of Hazardous, Toxic, and Radioactive Waste
巻: 18 号: 2 ページ: 1-7
10.1061/(asce)hz.2153-5515.0000192
Progress in Earth and Planetary Science
巻: 1:30 号: 1 ページ: 1-10
10.1186/s40645-014-0030-5
日本土壌肥料学会誌
巻: 85(3) ページ: 285-290
巻: 221-222C ページ: 50-60
10.1016/j.geoderma.2014.01.022
http://soilenvir.org