研究課題/領域番号 |
26292138
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
小櫃 剛人 広島大学, 生物圏科学研究科, 教授 (30194632)
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研究分担者 |
黒川 勇三 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (00234592)
杉野 利久 広島大学, 生物圏科学研究科, 准教授 (90363035)
川村 健介 広島大学, 国際協力研究科, 准教授 (90523746)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2014年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
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キーワード | クロロフィル / 反芻胃 / フィタン酸 / フィトール / 牛乳 / 脂質代謝 / 反芻家畜 / 糖代謝 / PPAR / 粗飼料 / 乳牛 / サイレージ / 機能性飼料 |
研究成果の概要 |
クロロフィルの一部をなすフィトールから反芻胃内で生じるフィタン酸は、反芻家畜の乳・肉に特異的に含まれ、生活習慣病に対する改善効果をもつ。本研究では、飼料や反芻胃内代謝を介したフィタン酸生成の変動やその栄養素代謝に対する影響について検討した。その結果、種々の粗飼料中のクロロフィル(フィトール)含量が施肥や刈取り時期で変動すること、サイレージではフィトールがよく保存されること、反芻胃内でのフィタン酸の生成程度に限界があること、牛乳中フィタン酸含量が飼料の影響を受けることなどを明らかにした。さらに、フィトールまたはフィタン酸が反芻家畜の脂質代謝に影響することも明らかにした。
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