研究課題/領域番号 |
26292143
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
齋藤 忠夫 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (00118358)
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研究分担者 |
北澤 春樹 東北大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (10204885)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 7,020千円 (直接経費: 5,400千円、間接経費: 1,620千円)
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キーワード | ビフィズス菌 / 乳酸菌 / 潰瘍性大腸炎 / 炎症性腸疾患 / 血液型乳酸菌 / 機能性ヨーグルト / プロバイオティクス / 硫酸基還元菌 / スルファターゼ / Bacteroides / 競合阻害 / プロバイオテイクス |
研究成果の概要 |
我が国では、近年潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患が若年層に急増しており、その原因は不明であり大きな問題となっている。我々は、これまで免疫刺激性のある乳酸菌、抗菌性ペプチドで有害菌を排除する乳酸菌を用いたヨーグルトを研究した。ヒト腸管付着性をバイオセンサー:Biacoreという機器で選抜する新しい手法を開発し、世界で初めて「血液型乳酸菌」をヒト腸管から発見した。本研究では、この高いヒト腸管付着性を示す血液型乳酸菌を用いて、潰瘍性大腸炎の原因菌とされる各種有害菌を、血液型別の競合阻害により排除することで予防や緩解を可能とする新機能性ヨーグルトを構築し、疾病を予防する可能性を示した。
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