研究課題/領域番号 |
26292145
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生産科学
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
井上 亮 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 講師 (70443926)
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研究分担者 |
塚原 隆充 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 研究員 (90562091)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2016年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | ブタ / 初乳 / 移行免疫 / 免疫発達 / 細胞 / プロテオーム |
研究成果の概要 |
本研究成果は主に以下の3点である。1. ブタ初乳から仔豚に移行するタンパク質の推定、2.その成果のなかから選抜した2つのタンパク質の生後24時間の仔豚血漿中濃度変化の解明、3.初乳から仔豚の腸管を介して細胞が取り込まれることの確認。この他にも、3をさらに詳細に解明するための新規手法を確立した。本研究の成果から、ブタ初乳からは相当数のタンパク質が移行すること、細胞が腸管を介して移行することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではブタ初乳中に含まれるタンパク質の詳細な分析や、それらのうち仔豚に移行する成分の特定、さらには初乳から移行する細胞の分析を行った。本研究により「重要である」と漠然と認識されていたブタ初乳摂取がなぜ重要なのか、その科学的理由の一端が明らかになった。また、ブタ初乳において、何が科学的にわかっていて、何がわかっていないのかを整理し、より研究の焦点を当てるべき研究領域を明らかにすることができた。
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