研究課題/領域番号 |
26292150
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
獣医学
|
研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
太田 利男 鳥取大学, 農学部, 教授 (20176895)
|
研究分担者 |
高橋 賢次 鳥取大学, 農学部, 准教授 (00400143)
|
連携研究者 |
今川 敏明 北海道大学, 理学研究科, 准教授 (20142177)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
|
キーワード | 疼痛 / 侵害受容体 / TRPチャネル |
研究成果の概要 |
侵害受容体の分子基盤として知覚神経に主に発現し、環境温度や刺激性化学物質に高い反応性を示すTRPチャネルの内因性物質や温度応答性による調節機構について検討した。TRPA1は生体内で産生される硫黄含有化合物やカルボニルストレス誘発物質により活性化され、疼痛反応を引き起こした。また、植物由来テルペノイドの一種がTRPA1チャネル抑制作用により鎮痛効果を有していた。反応の動物種差を利用した分子生物学的手法により、哺乳類ホモログに対して高い力価を持つ遮断薬の作用部位を同定した。以上の研究により、侵害受容チャネルと疼痛受容の関連が明らかになり、その病態生理学的意義が示された。
|