研究課題/領域番号 |
26292183
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 東京農業大学 (2017) 秋田県立大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
中村 進一 東京農業大学, 生命科学部, 教授 (00322339)
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研究分担者 |
中井 雄治 弘前大学, 食料科学研究所, 教授 (10321788)
鈴井 伸郎 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 高崎量子応用研究所 放射線生物応用研究部, 主幹研究員(定常) (20391287)
頼 泰樹 秋田県立大学, 生物資源科学部, 助教 (30503099)
大津 直子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (40513437)
藤巻 秀 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, その他部局等, グループリーダー (20354962)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2016年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | グルタチオン / カドミウム / ポジトロンイメージング / PETIS / 亜鉛 / 植物 |
研究成果の概要 |
食の安全を脅かす有害重金属元素の一種であるカドミウムの蓄積量が少ない農作物の栽培技術を確立することは喫緊の課題である。これまでの研究で植物の根に部位特異的に与えたグルタチオンが植物体の地上部へのカドミウムの移行と蓄積を選択的に抑制する現象を見出している。この現象に関与する分子メカニズムの解明は新たな栽培技術を確立するためには必須である。本研究によって、根圏に存在するグルタチオンが吸収初期のカドミウム動態に及ぼす影響やこの現象を誘導するには根圏に一定量以上のグルタチオンが存在する必要が明らかになった。また、グルタチオンには根のカドミウムの保持力を高める効果があることも確認できた。
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