研究課題
基盤研究(B)
シロイヌナズナATL31は膜在型のユビキチンリガーゼであり,栄養素応答だけでなく防御応答にも関与する。ATL31の相互作用因SYP121は,うどんこ病菌の侵入を阻止するためのパピラと呼ばれる植物細胞壁形成の制御因子である。最終的にATL31がSYP121と共にパピラ形成による防御応答に関与することを明らかにした。一方,C/N栄養素応答の鍵制御因子として3種類のCIPKタンパク質を同定した。CIPKはATL31をリン酸化することで安定化し,これがC/N応答に関係する14-3-3タンパク質の分解を制御していることを明らかにした。これはリン酸化を介した栄養素シグナル伝達の新たな仕組みの発見である。
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すべて 国際共同研究 (4件) 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 2件、 査読あり 14件、 オープンアクセス 12件、 謝辞記載あり 9件) 備考 (1件) 産業財産権 (2件)
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