研究課題/領域番号 |
26293008
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西川 元也 京都大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (40273437)
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研究分担者 |
高橋 有己 京都大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (00547870)
高倉 喜信 京都大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (30171432)
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連携研究者 |
遠藤 政幸 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 准教授 (70335389)
渡辺 宏 京都大学, 化学研究所, 教授 (90167164)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2016年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 核酸 / DNA / DDS / ハイドロゲル / 抗原 |
研究成果の概要 |
三次元ナノDNA構造体を基本ユニットとする疾患治療システムの開発を目的に、構造的特徴の異なる種々のDNA基本ユニットを新たにデザインし、比較検討した。その結果、4本足DNAが最も効率よく形成可能であり、免疫細胞による取り込みも高いことが示された。そこで、自己組織化によりゲル化するシステムを開発し、DNAハイドロゲルを作製した。レオロジー解析の結果、このゲルは非常に速やかにゲル-ゾル転移することで注射投与可能であり、投与後速やかに再ゲル化することも明らかとなった。抗原ペプチドを用いた検討から、カチオン化抗原を利用することで抗原内包DNAハイドロゲルの抗腫瘍効果が著しく向上することを見出した。
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