研究課題/領域番号 |
26293029
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境・衛生系薬学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
太田 茂 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究院(薬), 教授 (60160503)
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研究分担者 |
佐能 正剛 広島大学, 医歯薬保健学研究院(薬), 助教 (00552267)
古武 弥一郎 広島大学, 医歯薬保健学研究院(薬), 准教授 (20335649)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2016年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
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キーワード | 薬物代謝酵素 / ユビキチンプロテアソーム / アセトアミノフェン / 3次元培養 / 化学物質 / オートファジー |
研究成果の概要 |
化学物質による薬物代謝酵素タンパク質の分解過程の制御に伴うその酵素活性変化、毒性への寄与に関する研究はほとんどない。肝細胞の3次元培養系において、アセトアミノフェンは、薬物代謝酵素のひとつCYP3Aタンパク質の分解過程を阻害することにより蓄積させ、酵素活性を上昇させることが明らかとなった。アセトアミノフェンは、CYP3Aにより肝毒性を惹起する反応性代謝物を生成することが知られているが、これは、本知見にも関与している可能性がある。アセトアミノフェン類縁体も同様の現象を示すものがあり、詳細なメカニズム解明につながると期待される。
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