研究課題/領域番号 |
26293033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
高野 幹久 広島大学, 医歯薬保健学研究科(薬), 教授 (20211336)
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連携研究者 |
湯元 良子 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究科, 准教授 (70379915)
川見 昌史 広島大学, 大学院医歯薬保健学研究科, 助教 (20725775)
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研究協力者 |
Ehrhardt Carsten
Kim Kwang-Jin
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
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キーワード | 薬剤性肺線維症 / 肺胞上皮Ⅱ型細胞 / 上皮間葉転換 / メトトレキサート / ブレオマイシン / マイクロRNA / ケルセチン / 薬学 / 肺線維症 / バイオマーカー |
研究成果の概要 |
薬物の肺障害性について、重篤な肺の線維化と深く関係する肺胞上皮細胞の上皮間葉転換(EMT)の観点から研究を行った。その結果、メトトレキサートなどの肺障害性薬物は、肺胞上皮細胞に直接作用しEMTを引き起こすこと、EMTの誘発にはSmad2のリン酸化、細胞外分泌因子、マイクロRNAなど様々な因子が関与すること、サプリメントとしても使用されているケルセチンはEMT抑制効果を持つことなどを明らかにした。これらの知見は、薬剤性肺障害の分子機構の理解や肺障害防御法の開発に有用と考える。
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