研究課題/領域番号 |
26293055
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
馬嶋 正隆 北里大学, 医学部, 教授 (70181641)
|
研究分担者 |
藤田 朋恵 獨協医科大学, 医学部, 教授 (20296510)
天野 英樹 北里大学, 医学部, 講師 (60296481)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2016年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2015年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
|
キーワード | prostaglandin / lymphatic / lymph node / edema / inflammation / metastasis / tumor / chemokine / premetastatic niche / COX-2 / SDF-1 / thromboxane / リンパ管新生 / LPS / TP受容体 / 横隔膜 / VEGF-C / Tリンパ球 / マクロファージ / リンパ管 / リンパ節 / 生理活性脂質 / 腫瘍 / 炎症 / リンパ節転移 / PG / 樹状細胞 / Treg / mPGES-1 / 慢性炎症 / 腹膜炎 / EP受容体 / VEGF / CD11b |
研究成果の概要 |
慢性増殖性炎症時の肉芽生成に伴って認められるリンパ管新生は、cyclooxygenase (COX)-2由来のprostaglandin (PG)で増強することが判明した。多くの腫瘍で転移前段階(premetastatic phase)において何らかの分子機構により、特定の器官により転移しやすい傾向があることが知られている。肺がんリンパ節転移モデルにおいて、がんのリンパ節転移に先立ってCOX-2由来のPGがリンパ組織の可塑性を制御し、niche形成に役割を持っていることが判明した。2次性リンパ浮腫をミミックするモデルにおいて、COX-2由来のPGがリンパ管新生を増強していることが判明した。
|