研究課題/領域番号 |
26293075
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 公益財団法人先端医療振興財団 |
研究代表者 |
星 美奈子 公益財団法人先端医療振興財団, その他部局等, 研究員 (30374010)
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研究分担者 |
廣明 秀一 名古屋大学, その他の研究科, 教授 (10336589)
大西 隆之 公益財団法人先端医療振興財団, その他部局等, 研究員 (30418959)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2016年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2014年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
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キーワード | 神経細胞死 / 神経変性疾患 / ナトリウムポンプ / 立体構造 / 新規創薬ターゲット / 脳神経疾患 / シグナル伝達 / 蛋白質 / 構造解析 |
研究成果の概要 |
アルツハイマー病は神経が細胞死を起こすことで認知機能の低下を起こす疾患であるが、成熟神経の細胞死の原因とそのメカニズムは不明であった。 今回、長らくアルツハイマー病の原因と考えられてきたアミロイドβが、30個集まった凝集体、アミロスフェロイドが、成熟神経細胞の生存と機能に必須であるナトリウムポンプに結合し、その機能を抑制することで細胞死を起こすことを初めて明らかにした。さらに、アミロスフェロイドに結合するペプチドが、ナトリウムポンプへの結合を阻止することで、細胞死を抑制することを示し、治療への道筋を拓いた。 また、アミロスフェロイドの立体構造についても解明し、特異的な立体構造で有ることを示した。
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