研究課題/領域番号 |
26293079
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
|
研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
小西 登 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (20145832)
|
研究分担者 |
藤本 清秀 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (50264867)
藤井 智美 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (50623477)
島田 啓司 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (90336850)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2014年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
|
キーワード | 前立腺癌 / 癌始原細胞 / cancer progenitor cells / Syndecan-1 / heparanase / autophagy / TRAMPマウス / 人体病理学 / syndecan-1 / ヘパラナーゼ / 前立腺progenitor cells / IL-6 |
研究成果の概要 |
Syndecan-1が前立腺癌の癌始原細胞に不可欠な分子として、癌の増殖や浸潤、転移に関わることを見出した。Syndenca-1の活性化酵素heparanaseが前立腺癌に及ぼす影響を解析した。heparanseノックダウンで、IL-6発現が低下し、STAT3が脱リン酸化されオートファジーが誘導され、免疫組織化学的にも同様の結果を得た。前立腺癌発生モデル動物TRAMPマウスにheparanase阻害剤を投与すると、管内増殖性病変の抑制があり、発癌抑制効果を認めた。Syndecan-1(CD138)中和抗体については、特異性の高い抗体を得ることができたものの、細胞毒性効果は確認できなかった。
|