研究課題/領域番号 |
26293092
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
嘉糠 洋陸 東京慈恵会医科大学, 医学部, 教授 (50342770)
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研究分担者 |
熊谷 正広 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00271304)
案浦 健 国立感染症研究所, その他部局等, 研究員 (90407239)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,120千円 (直接経費: 12,400千円、間接経費: 3,720千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2014年度: 6,760千円 (直接経費: 5,200千円、間接経費: 1,560千円)
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キーワード | トレランス / レジスタンス / 蚊 / 感染症 / 節足動物 / ウイルス / 免疫応答 / 病原体媒介節足動物 / 感染 / コンピテンシー / 病原体 / 中間宿主 / 寄生虫 / 細菌 / 衛生動物 / 免疫 |
研究成果の概要 |
デング熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、黄熱や日本脳炎等は、節足動物によって媒介されるウイルス感染症である。これらの節足動物種が不顕性感染や潜伏感染を示す状態であることに着目し、病原体媒介蚊を対象にレジスタンス・トレランスのメカニズムの解明を試みた。ネッタイシマカ体内では、感染後のウイルス増殖は抑制されていること、しかしながら低レベルのウイルス増殖を許容している状態であることを見出した。また、その抑制には、Dicer-2などによるRNA干渉システムが寄与していることが明らかになった。これら結果は、節足動物側からのウイルス媒介のコントロール法開発の研究基盤となり得るものである。
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