研究課題/領域番号 |
26293118
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
櫻井 文教 大阪大学, 大学院薬学研究科, 准教授 (70370939)
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連携研究者 |
水口 裕之 大阪大学, 大学院薬学研究科, 教授 (50311387)
立花 雅史 大阪大学, 大学院薬学研究科, 特任准教授 (80513449)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2016年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | アデノウイルス / 非コードRNA / 腫瘍溶解性ウイルス / Dicer / 腫瘍溶解性アデノウイルス / 癌 / microRNA / プロセシング |
研究成果の概要 |
アデノウイルス(Ad)は、そのゲノムに2種類の小分子非コードRNA(VA-RNA)をコードしている。VA-RNAはAd増殖を促進すること、Dicerによりプロセシングされ、miRNA様の小分子RNAを産生する。しかし、VA-RNAによるAdの増殖促進と、Dicerによるプロセシングの関係は不明である。そこで本研究では、DicerによるVA-RNAのプロセンシングがAd増殖に及ぼす影響について検討した。その結果、VA-RNAはDicerによってプロセシングされることでAdの増殖促進能を失うことを明らかにした。さらにその結果を基に、高い抗腫瘍効果を示す新規腫瘍溶解性Adを開発した。
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