研究課題/領域番号 |
26293121
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
家入 一郎 九州大学, 薬学研究科(研究院), 教授 (60253473)
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研究分担者 |
廣田 豪 九州大学, 薬学研究科(研究院), 助教 (80423573)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
17,030千円 (直接経費: 13,100千円、間接経費: 3,930千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2014年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
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キーワード | 薬剤反応性 / ゲノム / CYP3A4 / コヒーシンモデル / 個人差解明 / 薬剤応答性 / DNAメチル化 / バイオマーカー / 活性評価 |
研究成果の概要 |
ヒト肝臓においてCYP3A4は現在の臨床現場で用いられる薬物の半数以上の代謝に関わっているが、酵素活性においては数十倍もの個人差が認められている。本研究より、CYP3A4遺伝子発現制御には、エピジェネティック制御機構に基づくゲノム構造変化が重要な役割を果たしていることが示され特に、DMR領域がCYP3A4遺伝子に立体的に近接しGαを起点としたenhancer-promoter間の相互作用やクロマチンの構造変化を含むダイナミックなゲノム構造変化がCYP3A4発現制御に大きく寄与していることを明らかにした。また血液中から肝由来細胞の分離を確認し、バイオマーカーとして利用できることを示した。
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