研究課題
基盤研究(B)
本研究では, 希少な遺伝性疾患である腎コロボーマ症候群の遺伝子解析と急性腎障害のバイオマーカー開発を,PAX2遺伝子と言う視点から検討を行ったものである.本研究において腎コロボーマ症候群の症例から,PAX2以外の4つの遺伝子を同定した.その中には,世界初の報告となるヒトKIF26 B遺伝子異常の症例も含まれている.また,動物モデルおよび細胞実験による急性腎障害に関する検討において,腎障害進行に果たすPax2遺伝子の意義と、分子機序の一端が明らかになるとともに,バイオマーカーとなりうる遺伝子候補が示された.くわえて,急性腎障害の検討においても,新たなバイオマーカー分子の可能性が示された.
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 6件、 招待講演 3件)
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