研究課題/領域番号 |
26293150
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学・公衆衛生学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
原田 浩二 京都大学, 医学研究科, 准教授 (80452340)
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研究分担者 |
小泉 昭夫 京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (50124574)
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研究協力者 |
Steinhauser Georg Leibniz Universität Hannover, Professor
新添 多聞 京都大学, 防災研究所, 研究員 (30531735)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
15,730千円 (直接経費: 12,100千円、間接経費: 3,630千円)
2016年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2014年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
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キーワード | 環境化学 / 曝露評価 / 放射性物質 / 福島第一原発事故 / 環境モデリング / 福島第一原子力発電所事故 |
研究成果の概要 |
福島第一原子力発電所におけるがれき撤去作業に伴う原子炉3号機建屋からの放射性物質放出量を基にした大気拡散シミュレーションを行い、2013年8月に南相馬市で実測された大気中濃度、降下量を再現した。粉じんが降下したとされる南相馬市原町区10地点で、撹乱されていない箇所での土壌試料21検体について放射性ストロンチウム、プルトニウム分析を実施し、放射性ストロンチウムは比較的高い地点が見られるなど挙動、拡散は異なる可能性が示唆された。これらの結果から、二次拡散における粗大粒子の拡散は降下物量に有意な影響を与え、コメをはじめとする農産物汚染を引き起こしうることが示された。
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