研究課題
基盤研究(B)
本研究計画はゲノム・エピゲノム両分野から炎症性腸疾患の病態を解明することを目的とする。癌を除く多因子疾患では大規模エピゲノム解析の構築が難しいことから、炎症性腸疾患の治療薬である抗TNFα抗体製剤の薬剤応答性に着目した。同薬の新規導入患者から継続的に検体を収集し、全ゲノムバイサルファイトシークエンスを含むメチル化解析のアッセイ系を検討した。また国際共同研究を行い、多人種間全ゲノム関連解析を行った。欧米と東アジア集団間で多くの炎症性腸疾患関連領域は共通していること、遺伝子多型のアレル頻度や影響の強さであるオッズ比が人種間で異なることがわかった。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 2件、 査読あり 5件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)
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