研究課題/領域番号 |
26293212
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 一部基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
坂口 末廣 徳島大学, 先端酵素学研究所, 教授 (60274635)
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研究分担者 |
矢野 雅司 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 技術員 (10531858)
千田 淳司 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 助教 (20437651)
原 英之 徳島大学, 疾患酵素学研究センター, 助教 (40469953)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2016年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
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キーワード | プリオン / プリオン病 / ソーチリン / 蛋白質輸送 / 蛋白質分解 / ノックアウトマウス / 神経変性疾患 / プリオン蛋白質 / トランスジェニックマウス / アトラクチン / インスリン受容体 / ポストゴルジ小胞輸送 / 神経変性 / 小胞輸送 / 細胞膜蛋白質 / Tgマウス / ポストゴルジ輸送 |
研究成果の概要 |
我々は、プリオンの分解を促進する分子として、蛋白質輸送関連分子ソーチリンを同定した。ソーチリンは、正常プリオン蛋白質及び異常プリオン蛋白質の両者と結合し、両者の分解を促進した。しかし、プリオンが感染すると、ソーチリンはリソゾームでの分解が促進され低下することが分かった。また我々は、ノックアウトマウスはコントロールマウスと比べて早期にプリオン病を発症し、早期に死亡することを明らかにした。脳内の異常プリオン蛋白質の蓄積は、ノックアウトマウスでは早期から検出できた。以上の結果から、プリオンはソーチリンの発現を低下させることにより、自己増殖していることが示唆された。
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